「キラキラ星」


きのうは私の誕生日でした。

小学生の頃は早く10代になりたくて、
10代の頃は早く20代になりたくて、
20代の頃は早く30代になりたくて、
30代になっても、次の40代に早くなりたいなぁと思ってました。
あと一歩になって、ちょっと嬉しいな。

1年1年と年を重ねるごとにいろんな経験を重ねていって、
お誕生日にそんな日々を振り返った時、思い悩みながらもやって
きたことの方が、「よかったなぁ。」としみじみ思えます。
だから、何でもやってみる勇気と何かあった時にそれでも負けな
い勇気、そして、続けていく努力が大切だなぁと思っています。

「勇気」だなんて、心のなかで思っているだけで言葉にするのは
恥ずかしかったのだけれど、先日のここちゃんの「自信と勇気」
という言葉に、背中を押された気がしています。
ありがとう、ここちゃん。

お誕生日の日は、ここちゃんが「キラキラ星」をギターで弾いて
歌ってくれました。

Twinkle, twinkle, little star
How I wonder what you are・・・

キラキラ星のうた、とても好きです。
| 「ココロつづり。」 | 05:19 | - | - |
「彼女のtodoリスト。」


スウェーデンから戻って実家に行った時、両親や実家の近所のみ
んなに「同じやねぇ。」と言われました。
というのは、ここちゃんの顔、性格が、私の幼い頃の「そのまん
ま」なのだそうで−。

そして、つくばに戻ってくると、今度はここちゃんに「それ、お
ばあちゃんも言ってたよ。」とよく言われています。
特に意識しているわけではないのだけれど、知らず知らずのうち
に私が母の口癖とか話していたことを言っているみたい。

育てられたように育ち、
育てられたように育てるとは、このこと?!

写真は、実家の台所の壁に貼られていた紙。
私がスウェーデンへ出発した日にここちゃんが作ったもので、彼
女の1日のtodoリスト。それが出来たらシールを貼るのだそう。

早起き、歯磨きにはじまり、縄跳びや和太鼓の練習、お勉強、お
手伝いというのもあって、「すごいね、ここちゃん!」
おもしろかったのは、最後の「いじっぱり」という項目。
ここは母が追加した項目のようで、母が貼る部分。私も保育園の
頃はよく「いじっぱり」と言われたものデス・・。

でも、いよいよママが出発してしまってこれから、という時に、
こんな表を自分で作ったなんて、頼もしいここちゃん。
おばあちゃんやおじいちゃんにも、「ママが帰ってくるまで何で
もしますので、よろしくお願いします!」と三つ指ついて言って
きたのだそう。でも実際に、母も感心するくらい、田植えの作業
や掃除に料理と、何でもよくお手伝いして過ごしていたようで、
この1ヶ月の間でいろんなことが出来るようになっていました。

「ママがスウェーデンから帰って来たら、びっくりさせるの!」
それが彼女の口癖だったようです。
| 「ココロつづり。」 | 11:32 | - | - |
「夏祭り」


今日はここちゃんの保育園の夏祭りでした。

5月頃からこの夏祭りに向けて和太鼓の練習をしてきた
年長クラスのぞうぐみのこどもたち。
それはそれは、素晴らしい演奏でした。

6月に私が1ヶ月スウェーデンへ行ったことで、その間
ここちゃんはみんなと一緒に和太鼓の練習を出来ません
でした。けれども、おばあちゃんの家で、自分でダンボ
ール箱で太鼓を作り、毎日、練習していたようです。

みんな同じように太鼓を叩くのではなく、それぞれにパ
ートがあって難しそう。でも子どもたちは力強く、堂々
と太鼓を叩いていて、その姿がすごく頼もしかったです。

夕ごはんの時も今日の夏祭りのことを話していて、
「すごく堂々としていたね!」と言うと、
「自分を信じることが大切だよ。」とここちゃん。
そして−。
「いっぱい練習したら勇気が出てくるんだよ。
だから、あとは自分を信じるだけ。」ときっぱり。

こんな言葉をこどもから聞ける日が来たなんて。
思わず背筋をピンとして「ハイ!」と答えました。



ここちゃんの仲間。勇気のあるこどもたち。
| 「ココロつづり。」 | 21:02 | - | - |
「つくまる」


つくばまるごとマガジン「つくまる」の7・8月号で、
「ちいさな森・スムルトロンステッレ」を紹介してくださいました。
(P18、P19)

スウェーデンから戻って1ヶ月ぶりに森へ行くと、
入口が見つからないくらい雑草に覆われていました。
たったの1ヶ月でこんなふうになるのだから、
わたしたちがここに来る前の10何年もの間の森の様子がわかります。
あの時はゴミもたくさん捨てられ、森に光も入らず、荒れ果ててい
たのですから。
改めて、この森や土地を所有することの責任を感じます。
でも、あの時の森の状態を今、思い出してみると、ここまで家族だ
けの力できれいに手入れ出来たのだから、という自信と誇りも。
日々の積み重ねです。

「つくまる」の取材では、とりとめなく自分が普段この森で考えて
いること、思っていることを話したのだけれど、そのことをギュッ
と簡潔にまとめ記事にしてくださっていました。
担当してくださったKさん、ありがとうございました。

ちなみに、今の森はスウェーデンへ行く前の状態になりつつあります。
石釜の構想を練ったり、今度の土曜日のことを思いながら、
毎日、早朝に20分くらい手入れをしています。

土曜日は「Vinaiotaの夏の森のワインテーブル」。
楽しみです!
ちいさな森のブログにもご案内を載せました。

※「つくまる」は、つくば駅や研究学園駅の構内、
TSUTAYAつくば学園店の入口のところなど、
つくば市内の飲食店などで配布されているそうです。
| 「ハントヴェルク」 | 07:38 | - | - |
「小さな冊子に。」


スウェーデンから帰国して、早いもので半月が過ぎました。

以前から海外での生活や旅を終えると必ずすぐにすることがあって、
それは、小さな冊子を作ること。
会社勤めだった際は、出張報告書とは別に、地味に自分でそんな冊
子をコツコツと作っていました。
この地味な作業の原動力やきっかけとなるのは、やっぱり自分の気
持ち。「伝えていきたい」という気持ちです。スウェーデンの家に
出会って、その背景をのぞいていくうちに感じたこと、想いをその
ままつづっていて、そのとおり、書かれていることもやはり自分の
気持ち。その冊子の数はもう50冊以上になりました。

文章が出来たら、フィルムカメラ(その当時はデジカメなんて持っ
てなかった)で撮った写真を取り込んで・・、好きな紙を買ってきて、
綴じて。1冊ずつしか作っていないから、ずっと貸し出し制で読ん
でいただいていました。そんなわけで、次第に紙もヨレヨレ−とな
ってくるし、読んでいただいた数だけ汚れも目立ってくるわけです。
それでも、ずっとそんなふうにして、書くこと、作ること、を続け
ていました。スウェーデンの家に出会って、はじめてスウェーデン
を旅した時から。

10年くらい過ぎた頃だったでしょうか。ある時、出版社の方に今
までの冊子を1冊にまとめ出版するというおはなしをいただきまし
た。その時は飛び上がるくらい嬉しかったのだけれど、考えたすえ
にお断りしてしまいました。それからも何度か同じおはなしをいた
だいたのだけれど、やっぱり同じ理由で。

理由は、その冊子をなぜ作ったの?というきっかけやあの頃の原動
力にありました。「伝えていきたい」という気持ち。そして、背伸
びしない、その時々の等身大の自分の目線で、自分の手で伝えてい
きたいと思ったことでした。
だから、それにはあの手づくりの、人に読んでもらった数だけ、ど
んどんヨレヨレに変わっていくのが合っていると思ったのです。な
かには帰ってこなかった1冊もあります。けれども、それもその人
からの読んでみたいと思ってくれた気持ち、ワタシの読んで欲しい
と思った気持ちを信用して。なくなってしまっても、それはそれで
良しでした。でも、冊子が手元に帰ってくるたびに一緒にお手紙を
いただいたり、それがきっかけで得られた気持ちというのは大きく
て、そんなふうな「手から手へ」というのが好きだったのです。

今回のフィンランド、スウェーデンでの白樺樹皮細工の旅のことも、
また小さな冊子を作ることにしました。文章の方はもうこの2週間
で書き終えました。でも、人に読んでもらえる日がくるかどうかは
今はまだわかりません。これからまたカゴを作りながら、学んでき
たことの可能性をもっと探っていきながら、1冊のちいさな冊子を
作っていきたいな、と思っているところです。

でも、冊子のタイトルは決めました。
「juliとbjork」ユーリとビョルク。
7月と白樺という意味です。

※bjorkのoの上にはウムラウトの「・・」がつきます。
| 「ユーリとビョルク」 | 16:41 | - | - |
「ねぇねぇ、おばあちゃん。」


スウェーデンから帰国した日は、ここちゃんの6歳のお誕生日でした。
だから離れて過ごしていた1ヶ月の間は、まるで、ここちゃんが生ま
れる日のカウントダウンがはじまった頃の6年前のあの夏に少し似て
いるなぁと感じていました。
「早くここちゃんに会いたいな。」

6回目のお誕生日の朝がやって来ました。
関空からバスに乗ってすぐに、ここちゃんが待ってくれている私の
故郷、ちいさな島へ。
バス停に着くと、高速道路の長い階段の下から「ママ−!ママー!」
の声。1段1段と階段を駆け上がるここちゃん。そして、駆け下りて
いくワタシ。そして、階段の真ん中のところで、ぎゅうと抱き合い
ました。
「6歳のお誕生日おめでとう。ママのこと応援してくれて、本当に
ありがとう。」
ここちゃんは身長がグーンと伸びて、身体も心も大きく成長してい
ました。

スウェーデンやフィンランド、外国へは、結婚して以来、一度も行
っていませんでした。その間に行こうと思わなかった、というのが
本音です。結婚前は何年も暮らしたり、突然に明日から海外へ出張
となっても、すぐに飛行機に飛び乗れるくらいだったけれど、今は
立場的なものより自分の気持ち的なものが変わっているような気が
します。だから、今回の旅はちょっと勇気が必要でした。
けれど、行くことが出来て、本当によかった。

自分の気持ちや価値観が大きく左右しているところが大きいと思う
のだけれど、この旅で学べたことがとても大きいと感じるから、ま
た今まで以上にもっともっと努力していかないとって思ってます。
こうして応援してくれた、ここちゃんやhisaさん、両親に、良かっ
たって思ってもらえるように。

ところで、「ねぇねぇ、おばあちゃん」というのは、ここちゃんの
言葉。
旅の1ヶ月の間は、ここちゃんはおばあちゃんの家で過ごしていま
した。遠くに離れて暮らしているおばあちゃん。けれど、ここちゃ
んは毎日おばあちゃんに電話しています。その時の最初の言葉が、
「ねぇねぇ、おばあちゃん」

少し前のブログにも書いた「星と三日月」のこと。
おばあちゃんにも「今、空を見て。」と夜に電話で話していたよう
で、それは彼女にとってはいつものおばあちゃんへの電話だったの
だけれど、母は感動して、その時のことを新聞の投稿記事に書いて
送っていたところ、それが採用されて、6月8日の神戸新聞に掲載
されたのだそう。
その時の記事の見出しも、やっぱり「ねぇねぇ、おばあちゃん」

暑い日も、夕暮れ時はここちゃんと一緒に散歩。近くの小学校の校
庭でボールを追いかけています。
こういう時間が嬉しいな。でも、いつもワタシから誘っているので
す。あっという間に6歳になって、大きくなっても一緒に散歩して
くれるかな・・。来年は1年生デス。
| 「ココロつづり。」 | 15:26 | - | - |
「森の山桜のスプーンづくり。」


つくば市の公民館講座、
「山桜の木のスプーンづくり」を終えました。

ほぼ同じカタチの素材からはじめたのだけれど、完成したスプ
ーンを見てみると、ひとつとして同じものはなく、それぞれに
その方の個性がキラリと輝いていました。とても素晴らしいこ
とだと思います。
何でもそうだけれど、「こうでなければならない!」というこ
とはなくて、進めていく中で自分のやり方やカタチが出てくる
はずだから、それを尊重するというか、わたしたちなりの方法
をご紹介していくという前提で教えていきました。

前回の講座は、つくば市在住の乳幼児のお母さんが対象だった
のだけれど、今回は年代もさまざまで、いちばんご高齢の方で
は85歳になるおばあさんが参加して下さったり、中には竹細工
の職人さんがいらっしゃったりして、同じ街に暮らす皆さんと
一緒にモノづくりを楽しむ時間をいただけて、とても嬉しく思
いました。そして、わたしたちもまたたくさんのことを学ぶこ
とが出来て感謝しています。本当にありがとうございました。

今回のスプーン教室の様子を7月10日の常陽新聞で大きく掲載
していただいていて、偶然に発見したので、とてもびっくりし
ました。ありがとうございました。
| 「ハントヴェルク」 | 11:10 | - | - |
「juli」


スウェーデンから帰国しました。
あっという間の1ヶ月。
本当に素晴らしい旅でした。

ここちゃん、hisaさんも元気で、
ここちゃんは帰ってきた翌日の今日から保育園へ。
「ここちゃんが来た−!」とお友達が集まってきて
みんな大騒ぎ。真っ黒に日焼けした笑顔がいっぱ
い。ここちゃんもはしゃいで、すごく嬉しそう。
友達っていいな。

季節も変わっていて、日本の夏−。
ワタシは夏は苦手なのだけれど、我が家はみんな
夏うまれ。そして、ワタシの名前もスウェーデン
では「7月」という意味なのです。
7月は「juli/ユーリ」。
スウェーデンでは、そのとおり、ワタシは「7月」
と呼ばれています。

写真は、ここちゃんの保育園のお隣の小学校の校
庭の隅っこにある、たった1本の白樺の木。
いつも保育園に行く前に立ち止まって、この白樺
の木を見ています。
日焼けはしていなくて、色白なまま、元気でした。

そして明日は、つくば市の公民館講座の「木のス
プーンづくり教室
」の日です。たくさんの参加申
込みをいただいて抽選になってしまったとのこと。
次回の講座についてのお問合せもたくさんいただ
いていて、スプーンづくりに興味を持ってくださ
っていること、とても嬉しいです。

次回は、秋の森のなかでスプーンづくりワークシ
ョップを出来ればなぁと考えていますし、今回の
旅で学んできた白樺のカゴづくりワークショップ
もやってみようと思っていますので、抽選で残念
だった方も、その時に参加していただけると幸い
です。お問合せいただいた方へのお返事が遅れて
いて、ごめんなさい・・。

明日の講座で作るスプーンの下準備を森でしよう
と思って、今朝、行ってみると、森がすごいこと
になっていました。
この時期、というのもあるけれど、旅に出ている
1ヶ月の間で雑草に覆われていました。
この夏は、森のなかに石釜を作る予定なのだけれ
ど、その前に、もくもくと地道な手入れをしなけ
れば−。

*7月31日に、夏の森でワインパーティーをひ
らきます。
「Vinaiotaの夏の森のワインテーブル」
詳しくは、森のブログをご覧ください。
| 「ハントヴェルク」 | 12:56 | - | - |
「おじいさんを訪ねて。」


おじいさんと出会えたことで、ひとつの新たなテーマが
ワタシのなかに芽生えた気がしています。
これは、旅の前には全く想像さえしていなかったこと。

ヘルシンキから何時間かかったでしょう。
列車と長距離バスを乗り継ぎ、ちいさな村に暮らす白樺
樹皮細工のアーティストのおじいさんを訪ねました。

アトリエがある古い建物のドアを開けると、まるで洞窟
の中へ入っていくような感覚。そして、おじいさんのア
トリエはその建物のいちばん奥にありました。
部屋のドアを開けると一気に明るくなって、窓からの光
の線が見え、アトリエの大きなテーブルを照らしていま
した。

おじいさんは、クラッシックの音楽を聴きながら作品を
作っています。ワタシはおじいさんの隣に座り、毎日、
時間を忘れてカゴを編んでいきました。
最初は戸惑っていたのだけれど、いつだったか、hisaさ
んが「技術は見て学ぶもの。」と言っていたのをふと思
い出しました。それは教えてくれるのを待つのではなく、
自分から学んでいくことを意味しています。
白夜でいつまでも明るいので、時計を見なければ、いつ
夜になったのか分かりません。でも、時計も持っていな
ければ見ようとも思わず、本当に時間を忘れ黙々と編ん
でいました。そうして、1日の時間も、おじいさんのも
とで学んだ10日間の時間も、本当にあっという間に過ぎ
ていきました。

おじいさんは、作品を販売していません。
この白樺樹皮細工の歴史や文化を、どう伝えていくか、
どう残していくかを考えながら、あのアトリエで作品を
作ったり、大学で教えていました。

最後の日の別れ際、おじいさんの「すべての技術を伝え
た。」という言葉が、今、ワタシのなかに重く残ってい
て、そのことを、ずっと考えています。
| 「ユーリとビョルク」 | 13:13 | - | - |
「背中合わせ。」


hisaさんからメール。

ここちゃんからお手紙が届いて、それにはパパとママを
心配したり、「がんばって!」と応援することばかり書
かれていたのだそう。
本当にありがとう、ここちゃん。

毎日、ワタシが送っている葉書もふたりのところへ続々
と届いているようで、今はみんな遠く離れ離れだけれど、
気持ちがまたより強く結ばれていっている気がする。

デスクの前の窓からはきらきら輝く湖が見えます。
今は夜の8時。白夜で昼間のよう。
| 「ココロつづり。」 | 03:13 | - | - |
| 1/50PAGES | >>